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首都高・阪神高速の料金の仕組み(2026年)— 対距離料金、現金の扱い、10月の改定

東京と大阪の都市高速は、NEXCOではなく各社が運営し、料金も別に請求されます。どちらもETCの普通車は300〜1,950円の範囲で走行距離に応じて課金され、現金車は上限額を払います。首都高の上限は2026年10月1日に2,130円へ上がります。

JapanTollsは独立した料金目安サイトで、首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、NEXCOのいずれでもありません。以下の数値は2026年9月3日に各社の公式ページから読み取ったものです。走行前に各社の料金検索で確認してください。

公開日: 2026-09-03 · 最終確認: 2026-09-03

別会社、別料金

東京周辺の首都高速道路と大阪・神戸周辺の阪神高速道路は、それぞれ首都高速道路株式会社と阪神高速道路株式会社が運営しています。NEXCO東日本・中日本・西日本のネットワークには含まれず、料金は独立して計算されます。首都高の英語FAQには、首都高から他の高速道路へ乗り継ぐ場合は新たな起点料金となり、別途料金を支払う旨が明記されています。

そのため、当サイトの東京〜大阪のようなNEXCOのIC間の目安は、NEXCOのICで始まりNEXCOのICで終わります。都心から首都高で東名に向かう、名神から阪神高速で大阪市内へ入る、という走り方をするなら、都市高速の料金を上乗せしてください。NEXCOの休日割引のページも、対象外の大都市近郊区間として首都高の区間を挙げています。

首都高:ETC車の対距離料金

ETC車の首都高料金は「(料金距離 × 車種区分ごとの1kmあたりの料金 + 150円)× 消費税率」で、10円単位に丸めます。2022年4月1日から適用されている料金では、普通車の1kmあたり料金は29.52円です。料金距離には上限があり、55.0kmで上限料金に達します。

車種ごとの上下限は各社が公表しています。普通車のETC料金は2026年9月30日まで300〜1,950円です。表は現行の上下限と、2026年10月1日以降の上限を示しています。

首都高速のETC料金の上下限(各社公表資料、2026年9月3日確認)
車種ETC下限ETC上限(2026年9月30日まで)ETC上限(2026年10月1日から)
軽・二輪280円1,590円1,740円
普通車300円1,950円2,130円
中型車330円2,310円2,310円(2027年6月30日まで据え置き、その後2,520円)
大型車400円3,110円3,110円(2027年6月30日まで据え置き、その後3,410円)
特大車550円5,080円5,080円(2027年6月30日まで据え置き、その後5,570円)

首都高で現金で払う場合

現金車には対距離計算は適用されません。公式の説明では「現金車の基本料金は、一部区間を除いてETC車の上限料金」です。普通車が有人ブースで現金払いをすると、どこで降りても入口で1,950円、2026年10月1日からは2,130円を支払います。有人レーンでのクレジットカード払いも現金扱いです。行き先によって追加料金がかかる入口が一部あり、現金料金のページに一覧があります。

現金を受け付けない入口も増えています。2026年7月14日に羽田(1号線・都心方向)と岸谷・生麦(7号線)、8月27日に本町(1号線)、東池袋(5号線)、杉田(湾岸線)がETC専用になり、2026年10月2日午前1時からは平井大橋、箱崎、大師(両方向)、坂東橋が予定されています。これらの入口では「現金・クレジットカードは利用できません」。車載器なしでETCカードを係員に手渡す場合は現金扱いとなり、ETC割引は一切適用されません。

2026年10月1日の料金改定

首都高速道路株式会社は2026年7月31日、2026年10月1日(木)午前0時に料金を改定すると発表しました。全車種平均で8.1%の引き上げで、理由は労務費・材料費の急騰による維持管理コストの上昇です。普通車は1kmあたり29.52円から32.472円、上限は1,950円から2,130円になり、現金料金も新しい上限に合わせて上がります。下限300円は据え置きです。軽・二輪の上限は1,590円から1,740円になります。

中型車・大型車・特大車は激変緩和のため2027年6月30日まで改定前の料金が続きます。大口・多頻度割引、都心流入割引、都心流入・湾岸線誘導割引は2031年3月末まで継続します。search.shutoko.jpの料金検索は2026年9月30日までの走行に対応し、future-search.shutoko.jpで改定後の料金を調べられます。

首都高の割引

一般の利用者に関係する時間帯割引は深夜割引だけです。深夜0時から4時までに首都高の入口を通過したETC車が20%引きになり、最初のETCアンテナとの通信時刻で判定されます。首都高には休日割引も平日朝夕割引もありません。そのほかの割引は大口・多頻度割引、大型車向けの環境ロードプライシング割引、外環道迂回利用割引、障がい者割引です。

阪神高速(大阪・神戸)

阪神高速は2024年6月1日午前0時に対距離料金へ移行しました。利用距離0.1kmごとに10円単位で課金され、普通車は激変緩和措置として上限1,950円・下限300円の範囲に収まります。対距離課金は51.7kmまでで、それを超えると上限料金です。車種ごとの上下限は首都高の現行と同じで、軽・二輪280〜1,590円、中型車330〜2,310円、大型車400〜3,110円、特大車550〜5,080円です。

対距離料金の適用には、車載器に挿入したETCカードで入口と出口の両方で正常に無線通信が成立することが条件で、ETCカードでない一般のクレジットカードは使えません。現金車は、一部の端末区間を除き、その入口から利用できる最も遠い出口までの料金を払います。深夜割引は0時から4時の入口通過で20%引き、短距離区間利用割引は営業距離4.3km以下の1区間利用を下限料金にするもので2032年3月31日まで有効です。休日割引はありません。公式ツール「阪神高速はしれGo!」(8405.jp)で入口・出口・日時ごとのETC料金を調べられます。

都市高速の車種区分

両社とも同じ5区分です。軽・二輪は軽自動車、小型特殊自動車、側車付きを含む二輪自動車。普通車は二輪を除く小型自動車と普通乗用自動車で、レンタカーのほぼすべてがここに入ります。中型車は車両総重量8t未満かつ最大積載量5t未満で3軸以下の普通貨物車と、乗車定員11〜29人で8t未満のマイクロバス。大型車は車両総重量8t以上または最大積載量5t以上で3軸以下の車と、乗車定員30人以上のバス。特大車は大型車に区分されない4軸以上のトラックと大型特殊自動車です。

レンタカーでの実務的な注意

レンタカーにETC車載器とカードがあれば、都市高速は距離に応じて課金され、上記の割引も自動で適用されます。ETCがなければ現金の定額料金を見込み、利用予定の入口がまだ現金を受け付けるか確認してください。東京〜大阪の全区間を見積もるなら、ルートページのNEXCOの金額に、東京側の首都高1回分と大阪側の阪神高速1回分を、実際の入口・出口で各社のツールで調べて足してください。

よくある質問

JapanTollsの東京〜大阪の目安に首都高は含まれますか?
含まれません。目安はNEXCOのIC間料金です。首都高や阪神高速で出入りする場合は、各社が別に請求する料金が加わります。
首都高は普通車でいくらですか?
ETCなら2026年9月30日まで距離に応じて300〜1,950円、2026年10月1日からは300〜2,130円です。現金車は一部区間を除き、入口で上限額を定額で払います。
NEXCOの休日割引や深夜割引は首都高・阪神高速でも使えますか?
使えません。NEXCOの割引はNEXCOの道路だけが対象です。首都高と阪神高速にはそれぞれ0時〜4時のETC入口通過で20%引きになる独自の深夜割引があり、休日割引はありません。
首都高のどの入口でも現金で払えますか?
いいえ。2026年7月と8月に複数の入口がETC専用になり、2026年10月2日にも追加されます。これらの入口では現金もクレジットカードも使えません。

ガイドと解説